冬青で染める

月1回の篠山の森での草木染め体験、本日は冬青(そよご)です。冬でも青々としていて、葉が少しフリル状になっているので、風が吹くとそよぐ姿が美しいということでついた名前だそうです。日本の里山ではよく見かける雑木だそうですが、その葉はとても良い染料となるそうです。

ソヨゴ染め

綺麗な緑色の葉っぱ、これを積んで煮出して一晩乾かしてまた煮出して・・・を3回ほど繰り返して染液を作ります。ほとんどの工程を先生が下準備してくださっていました(感謝です)

ソヨゴ染め

出し殻になってそうですが、温めるとどんどん色素が出てきて来い赤茶色の染液ができてきます。

ソヨゴ染め

これをしっかりとこして染液が完成。前日、前々日と煮出した染液と混ぜて色の濃さを均等にします。次に染める生地の下処理。今回は木綿のストールにしたので、よりしっかりと色を入れるため濃染処理というのが必要になります。絹や羊毛の場合はこの下処理が必要ないのですが、木綿や麻には色素とひっつくタンパク質が含まれていないのでこの処理を行い染料が定着しやすいようにします。

KLC-1とネオソーダを使って液を作り、そこに水洗いした木綿を浸して30分から40分つけます。

KLC-1とネオソーダ

濃染が終わったら水洗いして本染めに入ります。木綿でも生地の違いや糸の太さの違いなどで若干色目が違ってきます。もちろん、絹だとまた違った色が出てきます。

ソヨゴ染め

赤っぽい色が出るはずなんだけど、、、なぜか茶色い(笑)これはこれで綺麗な色だからいいかな。20分ほど浸けたら水洗いをして媒染です。

アルミと銅、2種類から選んで好みの方で媒染をかけます。アルミだと染液とほぼ同じ色合い、銅だと黒っぽくなるそうなので私はアルミを選びました。写真は銅媒染の方。赤茶色が一気にこげ茶になってきました。絹は薄茶っぽいかな。

銅媒染

媒染後、水洗いをして再び染液に浸けて2度染めです。これでしっかりと色が入ります。

soyogo7

アルミの媒染はチョコレート色、銅媒染はこげ茶色、絹だとまた違った色に。アルミだと肌色の濃いような感じで宍色(ししいろ)と呼ばれる色で銅媒染だとやっぱり薄茶でした。素材や織りの違いでこれほど多様な色が出るのも楽しいですね。

丹山波(にゃんば)
丹波国篠山藩
chasukehana atmark nyanba.com

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