藍の生葉で染める 2
今月の篠山の森でのプログラムは、この時期限定の藍の生葉染めです。
藍の葉が一番勢いのある時期でしか染めることの出来ません。時期を過ぎると薹が立ってしまい花穂が出て色が悪くなってしまうのだそうです。
公園内で栽培された藍は天候に恵まれて立派に育っていました。今までで一番良い藍の出来だとか。
今回はシルクスカーフを一人一枚ずつ渡され、藍を500gも使わせてもらえます。贅沢この上ないです!
塩を少し加えてひたすら藍の葉を揉んで藍の液を作ります。結構な力仕事です。
液が十分な量になったら、あらかじめ水洗いをしておいたシルクをそのまま入れてムラが出ないように全体的に液を馴染ませていきます。
綿や麻と違ってシルクの場合は、薬剤を使わずそのままでよく染まります。もちろん、媒染も必要なしです。
広げて空気に触れさせて発色させ、再び液に浸けてを繰り返して、好みの色になったら水洗いをして完了です。藍の液は抽出すると、どんどん発色してくるので、手早く作業をするのがコツですね。
みなさん、綺麗に染まりました!
うちの畑の藍たちは発育不良気味であまり大きく育たなかったのですが、ストール1本くらいは空色に染めれそうなので頑張ってみます。
麻を染める予定なので、薬剤をちょこっと使ったりして準備が大変かも・・・
昨年の藍の生葉染めはこちら
藍の生葉で染める
丹山波(にゃんば)
丹波国篠山藩
chasukehana atmark nyanba.com
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