四季を染める 黒豆染め
先月1月はあまりの寒さに草木染めはお休み。
今月は少し寒さも緩んできたので染物再開です。
先日、黒豆で味噌を仕込んだ時にできた煮汁を使って染めてみます。
まずは味噌作り
たっぷりの水を使って10kgの黒豆を2時間以上かけて煮出して冷ましてから麹と混ぜて仕込みをします。
お味噌として熟成されるのは1年以上先です。
昨年仕込んだものはもう少し寝かせておくことにしました。
草木染めの方は煮汁を使って綿ストールを染めてみることにしました。
濃染処理をしたものとソーピング処理をしただけのものと2種類準備。
前回は絹で渋めの紫が染まったので、綿だとどれくらいの色になるか試してみないとです。
煮汁を温めて下処理をした布を浸して煮染めすること約30分。
濃染処理をした方は思ってた以上に真っ黒になってきました。
紫が発色するのか不安です。
錫で媒染することで明るく発色するはずだったのですが、やっぱり黒いまま・・・
黒豆の色そのままです。
ソーピングだけのものはかなり薄めに色が入りました。
重ね染めをすることで若干うす紫に発色しました。
乾くとどちらも優しい色目になりました。
和の装いに合いそうな感じです。
丹山波(にゃんば)
丹波国篠山藩
chasukehana atmark nyanba.com
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